このレビューはネタバレを含みます
見直したい
↓
見直した。が、劇中に流れる曲もストーリーも、全く覚えていないくらいだったので、もはやみていなかったのかも。
旦那とケンカ別れしたドイツ人マダムが、ラスベガスらへんのMojave砂漠にある寂れたバグダッドガスアンドオイルカフェに泊まって、みんなと仲良くなっていく、なんともほんわかする映画だった。
砂と風と太陽で乾ききったカフェ&モーテルを舞台に、全員アク強めの変キャラたちがポツポツ現れてきて、ストーリーとしては、退屈な日々→喧嘩→仲良し→ワイワイと、展開が開放されていく構成になっているのに、全体的に間延びした寂れた砂漠の映像と、気怠い音楽、繰り返し流れるブーメランインサート、砂漠と太陽のビジョンインサートetc..で、なんとも珍妙な素敵な映画になっていた。
どこの国にでもあるハイウェイを降りたあたりのロードサイドを舞台にしたドラマだから、世界中の郊外人口の皆さんが共感できそうな映画だった。