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恋はデジャ・ブのAkaのレビュー・感想・評価

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)
3.6
前回これを見たのはフィルマークス始める前(10年以上前?!怖ッッ!)だったので、やはり新鮮な気持ちで楽しむことが出来た。 クソ自己中な主人公が壮絶に繰り返されるタイムループを経験することで人間的に成長する話。なんか成長ぶりがすごくて哲学的まである。主人公は「どうせ死ねず延々と同じ一日を過ごすならば」と思ってあのような成長の仕方をしたのだろうけど、我々はタイムループなしに無意識に「気づいて」成長しながら生きている。何に「気づいて」我々は成長を促されているのか、その答えがこの映画にあると思った。
しかし、クソ自己中がマトモな人間になっただけであんなハッピーエンドがくるとは(笑)楽しく面白く観てたけど、後になって冷静に「もし最初から人間性ができてる人がタイムループしたならば?」なんて考えると、なんのことは無い話なような気もする。ああいう人間だからこそタイムループしたのだろうとも。ここまで書いて思ったが、ビル・マーレイが出てたから油断(?)してたけど、これはラブコメではない。。
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