この映画こんなに面白いとは!もっと早く見れば良かった。
この邦題から軽ーいラブコメかと思っていました。もちろんラブコメでもあるんですが、タイムループものでした。この時代にすでにタイムループの映画があったとは。
気象予報士のフィルは、毎年2月2日にペンシルベニア州の田舎町で行われるグランドホッグデーの取材に訪れており、今年も取材にやってきました。取材後、悪天候のため仕方がなくこの町に泊まり、翌朝目が覚めると2月2日に戻っていた、というタイムループ映画です。
この「同じ日を過ごす」というのは、恐らく多くの人が代わり映えの無い毎日を過ごしているということの例えなのではないでしょうか。私たちの毎日は同じようなことの繰り返しで、まるでタイムループのようだ、と。
この代わり映えのない日々はともすれば平凡でつまらない毎日に思えるかもしれませんが、平凡と思える日でも自分次第で素敵な1日、特別な一日となるんだよと教えてくれているようでした。
こんな素敵なメッセージにユーモアを交えた、シンプルながらもタイムループものとしても楽しめる名作でした。
素敵と言えば、久しぶりに見たアンディ・マクダウェルがとても素敵でした。