✒️あらすじ
かつて冷酷無比のテロリスト、トロイによって最愛の息子を失っているFBI捜査官アーチャーは飛行場でトロイを捕らえたが、トロイがLAのどこかに細菌爆弾を仕掛けている事が判明。当のトロイは植物人間となっており、唯一の情報源は獄中にいるトロイの弟ポラックスだけだった。FBI特殊班はアーチャーにトロイの顔を移植しポラックスから爆弾の設置場所を聞き出すことに…
✒️感想
入れ替わり系作品は沢山あるが、その中でこの作品は顔が入れ替わる作品。
当初ジョン・トラボルタ演じる「善」のアーチャー刑事と、ニコラス・ケイジ演じる「悪」のトロイ。
トロイの植物状態をきっかけに潜入捜査のためトロイの顔になって捜査するんだけど、植物状態のトロイが目覚めてアーチャーの顔に!
と、この流れで、アーチャーとトロイの善悪が入れ替わっちゃう。
ここだけで、もうおもろ過ぎる。
善悪が入れ替わることで、演じる方法も変わるので、ジョン・トラボルタ、ニコラス・ケイジ共に一人二役になるわけです。
この演技がもう素晴らしかったし、どっちがどっちだっけ?状態が私個人的には全く無くて、「この後どうなるんだよォ!」と画面から目を話せず、この映画の虜になってしまった🥰🥰🥰
「悪」であるトロイがアーチャーの顔になった時に「悪」がブレない所。
「善」であるアーチャーがトロイの顔になった時に「善」が出てきてしまうこと。
この善悪がハッキリしてて好き。堪らない。
二丁拳銃や、白い鳩の意味、メキシカン・スタンドオフスタイルなどの魅せ方も上手くて、親子愛、兄弟愛に溢れたストーリー。
とにかくナイフなどを含めた伏線が上手すぎます。
特に最初のアーチャーの息子が殺されるシーンと最後の元通りになったシーンと終わり方なんか繋がり方が綺麗すぎて大好きです🤠🤠🤠
これを高スコアにしてる人あまり見ないけど、私個人的にかなりぶっ刺さる作品でした🥰
ジョン・ウーが「初めて自分の好きな様に撮れた」とコメントしてるらしい。
ジョン・ウーアッパレですわ👍👍👍
✒️作品情報
『フェイス/オフ』は、ジョン・ウー監督のアクション映画。1997年に制作され、アメリカに進出したジョン・ウーの出世作。
彼が手がけたものの中で『レッドクリフ』や『ミッション:インポッシブル2』に次いで成功した作品。