先日鑑賞した『ハッピー・デス・デイ 2U』で流れた「Stayin' Alive」の原曲（Bee Gees）が、本作『サタデー・ナイト・フィーバー』のテーマ曲であることを、恥ずかしながら初めて知り、「あまりに有名な作品だけど、実は未鑑賞？」と自分自身に愕然としたため、急ぎ(?)鑑賞。
見所は、言わずもがな、主演・ジョン・トラヴォルタのセクシーダンス！Bee Geesを始めとしたディスコミュージックに合わせて踊る姿は、見ているだけで元気がみなぎってくる。トラヴォルタ演じるトニーは、ただのろくでなしかと思いきや、ダンスに対しては真剣そのもので、そのダンスで女性を虜にするが、男女関係はだらしなくない。そしてその甘いマスク・・・まさに"アイドル"！皆が夢中になるのは無理もない。
タイトルと "あの"決めポーズを知っている人は多いだろうが、実際にどんな内容の作品か知らない人も同じくらい存在していると思われる。（私もその一人だった。）
本作は、自分の将来を考えることもなく、不良仲間とつるみ、週末は好きなダンスをする日々を送っていた青年トニーが、自立した年上の女性・ステファニーと、ダンスコンテスト優勝を目指していく中で起こる様々な出来事を通して、自身を見つめ直していく成長物語。「これから！」ってタイミングで終わったしまうラストが、ちと残念だった。
