ゴン吉

陪審員のゴン吉のレビュー・感想・評価

陪審員(1996年製作の映画)
4.0
マフィアに脅迫され、法廷で無罪票を入れた女性陪審員の奮闘を描いたサスペンス・スリラー作品。
デミ・ムーアがヒロインを演じ、アレック・ボールドウィン、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、アン・ヘッシュらが共演。

息子(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)と二人暮らしのシングルマザー(デミ・ムーア)が、マフィアのボスによる殺人事件の裁判の陪審員に選ばれる。
しかし彼女はマフィアの手下(アレック・ボールドウィン)に脅されて、不本意ながらも無罪に票を入れるが.....

作品前半は法廷劇を絡めながらゆっくりストーリーが進みますが、描かれることが少ない陪審員の審議の様子などが興味深い。
後半はヒロインの女友達をも巻き込んで、二連三転する予想外の急展開にハラハラです。
ヒロインを演じるデミ・ムーアの美しくも恐怖におののく迫真の演技が満喫できます。
ヒロインを脅迫するアレック・ボールドウィンの淡々とした態度が不気味です。
果たして母子の運命は如何に?  

2023.2 地上波・テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替:鈴木導 訳)
ゴン吉

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