日本に空母が必要かどうかを問いかけた社会派ドラマ。
原作はかわぐちかいじのコミック。
若松節朗が監督を務め、西島秀俊が主演、佐々木蔵之介、本田翼、小倉久寛、髙嶋政宏、玉木宏、戸次重幸、市原隼人、斉藤由貴、藤竜也、佐藤浩市らが共演。
そう遠くない未来。クリスマスを間近に控えた12月23日に、沖ノ鳥島西方約450キロの波留間群島近海で海上保安庁の巡視船「くろしま」が20艘の漁船船団から銃撃を受け、初島に避難する。政府は航空機搭載型護衛艦「いぶき」を旗艦とした護衛艦「あしたか」「いそかぜ」「はつゆき」「しらゆき」、潜水艦「はやしお」からなる第五護衛隊群を現場に派遣する。「いぶき」は15機の戦闘機を搭載する軽空母。その一方で東亜連邦のミグ35戦闘機を60機搭載した空母を中心とする機動部隊が迫ってくる・・・・
「日本に空母が必要なんですか?」
「力を持つということは 必要な時に ひるむことなくそれを使うことだ」
専守防衛の我が国において他国への攻撃能力を有する空母をはじめとする戦闘艦の持つ意味を問いかける骨太の社会派ドラマが繰り広げられる。
国民の血税3000億円を使って建造された航空機搭載型護衛艦「いぶき」。
本作では空母を保有することの功罪に加えて、戦闘と戦争の違いなどが丁寧に描かれている。
戦争回避のための駆け引きと戦闘の緊迫したシーンが続き、目が離せない。
戦争回避のための戦闘であっても自衛官の命が次々と失われていく。
そして最も重要なことは、戦争を回避したり、戦闘を終わらせるのは戦力ではなく政治力であることを、本作はきっちりと描いている。
従来日本では、戦闘攻撃機の発着艦が可能な空母は攻撃兵器なので専守防衛をモットーとする自衛隊は保有することは許されないとされていたが、近年、海上自衛隊では戦闘攻撃機の発着艦ができないヘリコプター搭載護衛艦を建造し、その後に甲板補強という名目で改修を行い、戦闘攻撃機の発着艦が可能な実質空母を二隻保有している。
繊細で微妙な政治問題や自衛隊の存在意義を正面から描いたスタッフに敬意を払わずにはいられない。
クリスマス直前は、生活必需品の買い溜めではなく、プレゼントを買いに行きたいですね。
”せかいはひとつ みんな友だちなんだよ”
「メリークリスマス サンタさん」
2025.3 テレ東で鑑賞(午後ロード・地上波初放送)
実際難しい問題よね😅😅😅 いま専守防衛でいいのか… って右思想はないですがアメリカが守ってくれるってのはお花畑思考なわけで…😓😓😓
国連も機能していないし、米国も、基本各国メインで後押しスタイルに変わってきている。難しい問題ですね✨✨
火の玉ジョニーさん いずれにしてもクリスマスを素直に楽しめるのが一番ですね🎅
こぼちゃんさん 正解が無い難しい問題ですね😓
社会派の作品なんですね😳気になりますね🤔
Haruka823さん 日本に空母が必要かどうかを正面から問いかけた社会派ドラマで見ごたえありました😊