HidekiIshimoto

竹山ひとり旅のHidekiIshimotoのレビュー・感想・評価

竹山ひとり旅(1977年製作の映画)
4.0
これ観ると津軽三味線はつくづくブルースだなと思う。蔑まれてきた者だけが生み出せるレベルミュージック。なので高橋竹山はにっぽんのロバートジョンソン。新藤兼人の無骨無愛想無用心な演出で寒い寒い雪景色の中にかつてのにっぽんの名脇役がずらり。円空仏みたいな手ざわりの映画(触ったことありませんが)。ところでメクラってなんで差別語なんだ?身体に障りと害があるとか不自由とかいうより目が暗いの方がずっと美しいと思うけど。