竹山ひとり旅の作品情報・感想・評価

『竹山ひとり旅』に投稿された感想・評価

津軽三味線の竹山の半生を描いた新藤兼人作品。同時期に公開された、篠田正浩の「はなれ瞽女おりん」の方が数倍も素晴らしい作品だった。
労音会館にて。併映「戦艦ポチョムキン」

2025.02.02
監督.脚本:新藤兼人
出演林隆三(高橋定蔵)
  乙羽信子(母 トヨ)
  倍賞美津子(第二妻 フジ)
  殿山泰司(佐兵衛)
  観世栄夫(佐倉重太郎)
  川谷拓三(泥棒 …

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後半怒涛の展開だった。
新藤兼人監督の映画は『鬼婆』に次いで2作目だが、どちらも乙羽信子の存在感に圧倒された。(この2人が結婚していたことを最近知って驚いた。)

DVDにて鑑賞。(配信なし?)

新藤兼人監督作品は傑作『鬼婆』以来2作目の鑑賞。
津軽三味線を全国に広めた名人、高橋竹山の苦難に満ちた半生を描く。

厳しい雪国の情景に廃船の連なる風景…画面の美し…

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5.0

(以下、15年くらい前に書いた感想です。)

本作には、もうブッ飛んじゃった。
流石だ新藤兼人監督としか言いようがない。
そこらの凡人監督とは目の付けどころが違う。

本作は、
近代映画協会と株式会…

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土偶
3.4

「津軽のカマリ」を見た後に見たせいもあるけど竹山のボサマとして生きる生活が楽しげでぬる過ぎるように感じた。
隙があればどんな場面にでも面白おかしいコメディータッチの演出を入れようとする日本映画の弊害…

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海
3.9

初代高橋竹山もところどころで登場する、ドキュメンタリーが混ざったような作風。雪の景色が厳しくて美しい。竹山役は林隆三じゃなくて、もっと他の人で適役がいたんじゃないかと思わなくもない。林隆三さんは嫌い…

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4.5

高橋竹山(ちくざん)というのは、青森や北海道で、津軽三味線を担いで坊様(ぼさま)をしていて、津軽三味線としては史上初のLPを出し、さらにはアメリカ公演をするほどにまで登り詰めた方。坊様というのは、あ…

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新藤兼人監督作品。良かった。三味線ロードムービー。高橋竹山さんの青春を描いた作品で、本人も登場し、語りもある。ドラマとドキュメンタリーを融合したスタイルの作品。ちょっと前に観た「津軽じょんがら節」も…

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半盲目の津軽三味線奏者である高橋竹山の放浪の物語。
子供の頃に麻疹で半盲目となった為、母親が近所の三味線芸人の所に入門させたことにより三味線の道に進んだ高橋。主に東北地方を中心に周る門付芸人としての…

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