Ark

ウォーターワールドのArkのレビュー・感想・評価

ウォーターワールド(1995年製作の映画)
4.0
環境破壊により地球が海で覆われた未来世界。人類は順応し、海の上で暮らしていた。長い間海を漂流しているマリナーが立ち寄った先で争いが起こり、そこで助けた女に頼まれ女と少女を船に乗せる。少女の背中に描かれた伝説の陸地ドライランドへ連れて行って欲しいと懇願され、旅を共にすることになるのだが……。


ちょっと待って?主人公のミュータント(突然変異体)の件は無視?どう突然変異しても、水かきはともかくエラはつかないでしょ〜。その辺の説明は全くなく、強引に主人公だけ水中でも呼吸できるというチート級の能力が付与されている笑 エラ呼吸なのに肺呼吸なのは矛盾してる。
まぁその辺はあんま気にしないでおこう笑

なんか、渋いロビン・フッド×マッドマックスin海みたいな感じ。
巨大な船の上で食べ物か何かをバラ撒いてそこに貧民が群がるシーンとか、まさにマッドマックス。

ドライランドがドライじゃない……!

ケビン・コスナー、髪が薄くても隠したり水に出入りする役を断らなかったのが好印象。てか普通にカッコイイ。いつもヒーローですね。
最後の方は衣装のせいで戦国武将みたいになってた笑笑 失礼だったらすみません。

CGがちょい雑い。酷くはないけど上質とは言えない。お金かけてるはずなのになんでCGが荒い?90年代半ばならそこそこ綺麗なCGが作れたはずじゃなかったっけ。気のせいか。あれれ。

紙に日本語が書いてある!
「機内サービスのご案内」(だったっけ)

本作は、周りに大陸が一切ないような海のド真ん中にセットを作って撮影が行われた。海が荒れて一日撮影がストップするだけで25万ドル(3000万円)の損害があったとか。製作費は約1億7500万ドル。莫大な製作費に対して内容のギャップがあったため、ゴールデンラズベリー賞を受賞してしまった悲しい作品。日焼けとかも大変そうなのに……。
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