映画館で観て以来久しぶりに鑑賞。
ほとんど内容忘れていました。
海の上のマッドマックスなんだけど
監督と主演の親友2人のケビンは
どこか優しいので
マッドマックスみたいな突き抜け感はない。
制作された頃よりさらに
地球温暖化による氷河の崩壊などによる
海面上昇は深刻さを増しているけれど
この作品にそんな問題提起は感じられない。
だってそこには海水しかなく
現実的に生きるのに精一杯だから。
結果そうなるよなぁとしか言えない。
劇場で観た時よりケビンコスナー演じる
主人公の船上での動きに無駄がなく
素晴らしいなと思いました。
助けた女2人に足を引っ張られ続けて
可哀想でした。
マッドマックスにならないのは
最初から監督らが作りたいのは
海の上の西部劇だったから。
ドライランドはまだ観ぬフロンティア。
だから安住の地を見つけても
主人公はそこに止まらない。
結局アメリカ人は永遠に新天地に夢をみる。
だから月や火星に向かう。
そしてそこを舞台にした
西部劇を撮影するんだろうな。