手塚治虫実験アニメ作品集収録、38分の作品(※YouTube視聴可能)
ある街角に住む女の子、蛾、電燈、木、ポスター、ネズミが登場人物の反戦映画。
街の片隅に住むキャラクター達の小さな関係をドラマにした作者の優しさが好き。前に見たピクサーアニメ“ブルーアンブレラ”を思い出しました。アニメはCG、3Dと技術は進化したけれどやってることは昔から変わらないのかもしれないと思わされたり、されなかったり…。
絵柄に関しては…昔の街中のポスターのイメージでしょうか?“トリス叔父さん”みたいな図形を組み合わせた大胆なデザインの絵柄で(それがまた洗練されているので)古さを感じない、レトロ風で味わい深い作風でした。筆後の残る背景も絵本の様で暖かみがあって良いです。
漫画でお馴染みのヒョウタンツギがでてきて嬉しい☺︎
しかし少し退屈に感じたのはここだけの秘密です…。