このレビューはネタバレを含みます
なかなか、よい。なにがよいのはよくわからないが、なかなかよい。
そのシーンを想像させるような喋りではない(とくにLAはウィノナの無理して背伸びしている演技も相まって一番ダメだった)が、2番目のNY、4番目のローマはリズムがとっても乗りやすく、ずっと聞いていられる。5番目のヘルシンキもしずかに流れる音楽のような語りで聞いてて気持ちが良かった。それぞれ違った味の朗読会を聞いてるような感覚。
それぞれの物語で、長いなあとは思いながらもずっと見ていられたのはひとえにそのリズム感のなせる技だろう。
あ、パリは、、、鮮烈さがなくていまいち。あのリズムはそんなに好きじゃない。ストーリーもアイロニックなのにいまいち。