このレビューはネタバレを含みます
ガープという青年の人生を中心に、色んな重いテーマを描いている作品。
恋愛や家族の愛、人間の欲望や差別のあるリアルな現実、喜びもあれば絶望するほどの悲しみもある。人生ってこんなんかもしれない。見たくないほどに残酷な。だけどそれを含めて、大切な人たちに出会えた喜びや。
ガープの母親も、ガープ自身も、最後は射殺されてしまうのだけれど、そのときのガープはとても幸せそうに微笑む。
最後の「忘れないで、全てを」という台詞に全てが詰まっていてグッときた。絶望も悲劇をも経験したガープの人生は、幸せだったんだと。
見終わったあと、
あぁーーーー。深い。。
ってなった。
子どもの頃ずっと夢みていた空を飛ぶこと。ガープは妻と救命ヘリに乗りながら「空を飛んでいる」と嬉しそうにいうシーンも良かった。
深いなぁ!