ハンコ課長

蜘蛛女のハンコ課長のレビュー・感想・評価

蜘蛛女(1993年製作の映画)
4.5
汚職警官として甘い汁を吸いながら生きる男。
汚い金を溜め込み、貞淑な妻をも裏切っている。
しかしある日、レナ・オリン演じる魔物の出現により男の人生の歯車が大きく狂っていく。

長らく映画化不可能といわれていた脚本をピーター・メダックの見事な演出により傑作となった。
衣装もセットも50年代風のクラシックな作りでフィルム・ノワール独特の雰囲気をうまくかもし出している。

暗黒街の脅しや拷問、えぐい暴力。
ゲイリー・オールドマンのジリジリとしたあせりがよく伝わってきてゾクゾクする。
ハンコ課長

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