mikoyan358

蜘蛛女のmikoyan358のレビュー・感想・評価

蜘蛛女(1993年製作の映画)
3.5
2016/4/9鑑賞(鑑賞メーターより転載)
まさにタイトルの如く、頼りない主人公を絡め取って翻弄しまくる性悪の女を中心に話が回る。今や貫録たっぷりの警部とかが似合うようになったゲイリー・オールドマンのやすやすと骨抜きにされるダメ刑事ぶりも案外似合っているし、何より妖艶さとか清濁の使い分けとかそういう方向性ではないティラノザウルス的完全肉食系ファム・ファタールを演じたレナ・オリンが役にはまりすぎていて、話の方向性は悲劇的でも映る印象はある種のゾンビ映画のように喜劇的。ジュリエット・ルイスが可哀想すぎるとか色々あったのに、彼女が全部持って行ったw
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