ずしたん

パリ、テキサスのずしたんのネタバレレビュー・内容・結末

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

壊れた心で伝える最大限の愛が切なくて刺さる

過去の行動は相当なクズムーブだしそれが原因で全てを失ってしまったわけだけど、最後まで自分を許すことができなかったが故の行動だったんだなぁ
適当に忘れたとか言って当事者以外に伝えなかったのはジェーンとハンターを守りつつ自分も守れたからなのかな、だとしたら人間らしくてリアル

自分が壊れていてまた同じことをしでかすかもしれないから距離を取るという選択、偉いと思いつつも辛すぎる
愛が深かろうが一緒にいられないこともあるけど、それも愛ゆえにだし、ジェーンとハンターはこれから愛を取り戻していくし…
切ないけど、やっぱり愛に満ち溢れた物語なんだなぁ
ずしたん

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