巴

パリ、テキサスの巴のレビュー・感想・評価

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
2.5
風景も役者も音楽も、やるせない詩情が流れていてとても美しく印象深い。のだけれど、主人公にもその妻にもまったく好感が持てなかった。エキセントリックで破滅的な男女。そこに物語性があるのだろう。でも、振り回される周りが気の毒じゃないか、という思いがどうしても拭えなくて、私には入り込むことのできない作品だった。
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