Avayette25

パーフェクト ワールドのAvayette25のネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

俳優にして、
アカデミー賞受賞監督同士でもある
C・イーストウッドとK・コスナーが、
初めて顔を合わせた作品。

両親の愛を知らない囚人ブッチ・ヘインズは、
ある日、刑務所を脱走。
少年を人質にして、逃避行を続けていく。

そのうちに彼は、
少年が彼と同じ環境に育ったことを知り…。

コスナーが暗い過去を背負う孤独な男ブッチを、
イーストウッドが、
そのブッチを追い詰める警察署長ガーネットを演じる。

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<ペリー家>

◎フィリップ
[T・J・ローサー]
ブッチとテリーが強盗に入った家で出くわした少年。
素朴な少年だがブッチに付き合う形で
軽犯罪をすることもあった。
服屋でハロウィンの服を買ったが
これが決め手で一時的ながらも追走を許してしまった。
ブッチを慕っているが
マック一家に対する凶暴(と思うには十分)
な仕打ちを見たことでブッチに発砲してしまう。
恐怖から逃げ出したものの、
そんな自分を恨まずに許してくれたことで
再度慕うようになる。

8歳
父親に因んで名付けられた名前。

偽名バズ

○グラディス
[ジェニファー・グリフィン]
フィリップの母親。
厳格で息子の教育や友人関係に厳しい。
ただし息子に向ける愛情は本物で
ブッチに強盗をされた際には必死に庇う言動をした。
後にブッチとフィリップを包囲した際にも真剣に訴え、
ブッチのフィリップに関する譲歩も全て受け入れた。

○ジュディ
妹か姉か

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◎ブッチ
ブッチ・ヘインズ
[ケビン・コスナー]
脱獄犯。
正義感が強く、
フィリップとグラディスに
理不尽な暴力を振るったテリーを制裁した。
ただし脱獄犯という立場から物資が不足しており、
窃盗をすることもあった。
自分の子供時代の体験から
子供に暴力をふるう大人を過剰に嫌う。
その時の態度はフィリップにさえも
(決して暴力をふるわず
言葉尻も苛烈ではなかったものの)
厳しく、怖がられた。
これにより極限状態に陥ったフィリップに発砲され、
これらの要因で警察の介入を許し、
皮肉にも自分の末路につながってしまった。

悪のヒーロー的
武装強盗 暴力沙汰
IQが高い
父親がフォード好きだった
テキサス アマリロ生まれ
ニューオーリンズ育ち
8歳で殺人経験
売春宿に落ちていた38口径を使用
ならず者を殺した為公に事件化されず
12歳の時母死亡 売春宿のトイレで首吊り自殺
梅毒の末期症状状態で発見
父親はケチなワルで居所知れず 6歳の時蒸発
母の死後舞い戻り
仮出所中にブッチを連れてアマリロへ
1年後フォードのクーペを盗み乗り回し
懲役4年でテキサス一厳しい少年刑務所へ。
そこから悪の道に突き進む

○テリー
テリー・ピュー
[キース・ザラバッカ]
ブッチと一緒に脱獄した男。
ブッチとは最初から反りが合わなかった。
フィリップに凶暴な仕打ちをしたことで
ブッチに射殺される。

数え切れないほどの殺し経験。

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<テキサス州警察等>

○レッド
レッド・ガーネット
[クリント・イーストウッド]
テキサス州警察署長。
ブッチの素性を知りながらも犯罪者として疑っていたが、
最終的にブッチの謝罪を認めて
誤解からブッチを射殺したボビーを殴り飛ばした。

独裁気質。
以前アマリロとオースティンで郡保安官経験。
ブッチの裁判記録に名前あり。
判事の裁定を左右した第三者的な証人として。

○サリー
サリー・ガーバー
[ローラ・ダーン]
犯罪心理学者。
知事の依頼でガーネットの元にきた。
作中でブッチの心理を知るためか、
ブッチになりきる演技をした。
警察の人間では一番ブッチに理解を示しており、
ブッチを包囲した際には
交渉のためにブッチに近づいたガーネットを除けば
唯一ブッチの行動や仕草に悪意がないのを分かっていた。

州刑務所の犯罪学者。女性。

○アドラー
トム・アドラー
ガーネットの同僚。
基本は真面目だが下品な言葉を言うこともある。
中立的な考えの持ち主で
ブッチが誤解から射殺をされた際には
「ブッチが撃たれるような行動だった」
と射殺したボビーの行動を認めていた。

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<その他登場人物>

○ラリー
刑務所の職員。
脅され車を運転。

○ボビー・リー
FBI

○ボブ・フィールダー
ブッチ達が道中で出会った家族の父。
車は新車で非常に大事にしている。
検問を免れるために利用され、車も奪われる。

フィリップに新車に当てられそうになった

○マック
農家の住民。
畑仕事の手伝いの仕事で生計を立てる。
アンドルーズの畑
妻ロティー
孫クリーヴランド 6歳

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"散らばった札と男と仮面"の映像。

信仰が違うからハロウィン不参加の家庭

換気シャフトから脱獄を試みる2人

なんで出てきたばかりなのに拳銃もってんだ
腰とかから奪ったのかな
まあそうだろな

なんで銃自分で拾わないのか
子供に触らせるの自分も危ないだろ

自分を狙わせる 何が目的

人質として拉致されるフィリップ

不必要に建物に銃撃つのカスだな

鼻ぶん殴るのスカッとするな。
事実と脅しの違い
フィリップに銃持たせて狙わせる
弾切れてんかい
そこもブッチ分かってそうだけど

ブッチすぐ場所分かるの凄いな笑
殺したのかな

選択肢与えられながらも付いていく、
フィリップも謎ではある

分析が当たってるサリー

テリーの胸にDECENT MANの墨は草

完璧な世界ならこんな事件は起こらないと。

小便我慢するフィリップの表情おもろい

フィリップ手の甲に噛み付く
悪にしっかり加担してんな

父親不在の件など
自分とフィリップは似てるというブッチ

殺された刑務所員ラリーがトランクに入っていた。

おゴーストの仮面だ

お車見つけられた

フィリップ付いてきてないけどそれも作戦か

無理やりバックで押し込むんかい 馬力すご
フィリップしれっと万引きしてるし

2人して責められる警察も甘雑魚い
まだ付いてくるんかいフィリップ
ブッチに惹かれ過ぎ
父親が殆ど不在だからこそも大いにあるだろうな
どこか頼もしい引っ張ってくれる父親的存在

ちんこ煽ててもらって嬉しそうな
誇らしそうなフィリップ草

指の関節線間1つの長さが1インチ(2.54cm)確かに
教え方もスマートで格好良いな
させてみせ自然に優しく暖かく褒める
山本五十六

擦れ違った笑

ずっと思うけどこの追い掛ける気の無い
機動力の低いトレーラーで追ってるのは草

後ろ切り離されてて草

ブッチの立ち姿真似するフィリップ可愛い
見様見真似から入る 子の成長

2400キロにビビるフィリップ

ずーっと余裕で冷静な言動で煙草吸ってるの強いな

ハロウィーンの文化が出来ないフィリップの家庭
実現させてあげようとするブッチ

フィリップの手は汚させず、
隠密にサポートするの優しいな
やってる事は悪党だけどな
おばちゃんビビってて可哀想ではある

電話線も綿密にしっかり切っておいて
他人の親切を忘れるなよはオモロい

警察の動きも察知してるな

サイドブレーキ引いてないのはやや甘い

奇跡的に避けたな

おいまた発進おばかフィリップ
信用して逃げないブッチの推察能力

なんで検問スルー出来る
何度も目撃されてるし特徴とかでバレるでしょうよ笑
何の為の検問だ

もう1つの頼みからの放り出しワロタ

家族を大事にするボブを評価するブッチ

さっきの検問まで逆帰宅か笑

キャスパーの仮面フロントガラスに置いてて余裕だな
あと1時間あるのか 見応えがあるし嬉しい

天井乗って楽しんでんな 印象的

つい万引きしたから地獄に落ちると思い
付いてきたのね

すぐに帰れると約束するブッチ

もっと増員でしっかり追わないのなんで

レッドはブッチの事把握してたんだ
さっきまでのリアクション等も演技なのかな

保護観察に出来た筈だが4年の実刑にした理由
父親は根っからのワルで淫売屋に入り浸り
相手の女から我が子まで見境なく暴力を振るう男だった

父親の元に帰すとたちまち泥沼に落ちてしまうという判断
少年院は更生出来るチャンスがあり
その状況に比べマシな環境だった

テキサスではコネと義理がものを言う
判事も説得した

畑仕事の手伝いの人
泊まって朝飯を食っていけと 優しいな

マック良い人そうだったのに
子供に暴力か ブッチの表情とか切ない心苦しい
思い出すんだろうな過去を

ダンスホールの淫売屋育ち
冗談のように聞こえクリーヴランド達も笑っているが
本当だという心苦しさ

また子供を殴るマックに詰め寄るブッチ

今思い浮かぶ限り殆どこれまで観た映画で
こんなに目が離せなかったシーンはないと思う
どうしてしまうんだろうという緊迫感

フィリップがブッチを撃ってしまうのか

殺すつもりは無かった。
俺はママを殴ったやつと
お前に手を出したヤツしか殺してないと。

でもどちらに転んでもおかしくなさそうな状態だったし
殺していた方が可能性は高そうだった
演技力が凄い

父親からの絵葉書を携帯していたブッチ
ブッチはロバートという名前だったのかな
いつかアラスカの俺を訪ねてこいと優しい内容

瀕死のブッチ

なんでこの期に及んでも
子供を殺すと脅し文句言ったりするんだろブッチ

メガホンうんこで草

自分の死を察知し、
自分が生きている間に
フィリップの夢を一つ一つ
叶えさせてあげようとするブッチの様子

何でみんなそんなに飴玉等お菓子持ってんだ笑

本当にフィリップにローラーコースターに乗せ
綿菓子を買ってあげると言質を母親に取らせる

フィリップもブッチを助けてあげてと
警察に願い出に行かないのはあれではあるんだけど

しようとしてもブッチは止めるだろうな
描かれてないけど実際言って止めてるのかもしれない

ブッチの生きる意味はもう果たされようとしているから

流血しながらこれだけ声を出せたり
生きていられるブッチすごい
瀕死だけど必死に耐えてるんだろうな

ブッチとフィリップの抱擁

大丈夫じゃねえよ
ていうかレッドも 銃を持っていないことをまず
迅速に警察陣に知らせようぜ
ずっとヌルッとした意思疎通や動きしてる
まあそれでも撃ってる可能性高いけどねこのサングラスなら
まあ確かにあの意思疎通の中では
銃出す危険性も普通に考えられるけどね

レッドは少なくとも子供の時から彼を見ているわけで
もっと親身に必死に動いてあげようぜ
救急車の手配も全くなく

レッドにもサリーにも殴られ蹴られるボビー

ブッチがわざとそういう出し方した可能性もあるけどね
これ以上変に自分とフィリップが
関わらないで済むように終止符
IQ高いし なんなら何処かレッドも
それを無意識的に汲み取っていたような

宇宙船(ヘリコプター)に乗るバズ(フィリップ)
を微かな視界で見上げ
バズが夢のリストを全て叶えたことを見届ける姿

本当にバズとして自分の子供
もしくは子供時代の自分と照らし合わせてたんだろうな
あの時の自分ならこういう父親が居て欲しかったとか
こういう声を掛けて欲しかったとか
教えて欲しかったとか

切なく苦しい思いも感じさせながら
苦しい子供時代を過ごした子供に寄り添う
とても心暖まる映画だった
格好良く強く優しい"父親"だった

他の方のレビューも散見し、
確かにあのままブッチが
警察に撃たれる事無く息絶える結果になれば、
フィリップが殺人犯となってしまう。
それももしかするとブッチは避けたかったのかもしれない。
脚本的にも確かにこれがベストに感じる
救急車で運ばれ助かるのが本当のベストかもしれないけど
あの状態ではもう間に合わないと思われる。

ふしだらそうなハンバーガー屋のおばさんと
身体を交わそうとしたのは
母親と被るイメージがあり嫌気は恐らく指しただろうな
でも母性も欲しており複雑な気持ちだっただろうな。

あるべき父親の姿を学べる作品。
そういう意味では
ライフ・イズ・ビューティフルにも近しいものを感じる
リアルスティールとかもそうだけど

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<メモ>

○ブン屋
新聞記者を指す俗語

○マンハント
警察による、
組織だった(犯罪で立件された)人物の捜査。

○RCコーラ
=ローヤルクラウンコーラ
アメリカ合衆国ジョージア州コロンバスの
薬剤師クラウド・A・ハッチャーが開発した
コーラ味のソフトドリンク。

○預言者ヨナ
ユダヤ人の預言者で、アミタイの子。
列王記下14:25によれば、ガテ・へフェルの出身。
旧約聖書の『ヨナ書』における主人公。
鯨の腹の中に入っていた。
Avayette25

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