SakaiMasayo

汚れなき悪戯のSakaiMasayoのレビュー・感想・評価

汚れなき悪戯(1955年製作の映画)
3.8
愛らしい子供と、子育てに奮闘する12人の修道士、良い村長と悪い村長。典型的な昔話の形式で、マルセリーノがやんちゃに育っていくのをほのぼのとした気持ちでふわっと見ていただけに、ラストは衝撃的だった…
キリストに反感すらおぼえる。
お母さんのもとへ行けてよかった、奇跡だ、なんて言えない。

ああでもこの反感だってエゴかもしれない…なんて、この映画の意図せざるところでもやもや。

宗教映画として感情を入れ過ぎずに見れば、綺麗な作品。勉強になります。
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