男はくらいよ監督さそり

第三の男の男はくらいよ監督さそりのレビュー・感想・評価

第三の男(1949年製作の映画)
5.0
殆どの映画ベスト選出でベストワンになってる完全無欠の名作。
15歳でフィルムセンターで観た時はストーリーが理解出来ず全く面白くなかった。
何十年も経ち年取ってから観たらパーフェクトな映画!
アントンカラスのツィターが全編途切れなく流れ続け(恵比寿駅のテーマではない)、撮影、構図が完璧!
ジョセフコットンが主演なのに突然登場するオーソンウェルズが全て持っていく!
セリフとか演技とか全て完璧!ヴァリがビビアンリーと並ぶ美しさ。
観覧車のシーン、ウェルズの顔が浮かぶシーン、ラストシーンとあまりにも名シーンばかり。
アンジェイワイダ監督は勿論、手塚治虫先生も影響されてる!
ただキャロルリード監督の遺作フォローミーの方が(これも第三の男)もっと好きだけど