1951年イタリア。アイリーンは息子を亡くす(社交生活に忙しい母とのすれ違いによる自死のよう…)
意気消沈の彼女が見いだしたのは他者への愛。夫や母の心配をよそに、貧しいものたちが暮らす町へ頻繁に出向き、施しをあたえ面倒をみてやる。彼女の人道主義は、まさに無償の愛、聖女のようだけど、最初は自分本位からくるものだったのか…。時代も時代だし、後半は宗教色が強くなり、私は置いてけぼりくらっていく。
共産主義者なのか?じゃなきゃ精神異常だ!って精神病院送られるの普通にこわい。なのにアイリーンはそこから出たいわけではない。人はこうまで精神が変わってしまうものなの?
昨日から頭痛があるので、あまり小難しく考える気分じゃない。終了(笑)
ここからはほんとうどうでもいいこと。
以前、バーグマンのNHKのドキュメンタリー見た時にこの監督との不倫&再婚を知ったけど、私が言うのもなんだが、なんかなぁー、この期間がすごくもったいねぇと思っちゃったのよね。あくまで作品だけを見ればよいのかもだけどさ。
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