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月蝕のhummingbirdのネタバレレビュー・内容・結末

月蝕(1956年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

殺人が起き、被害者を知っていた男たちが、過去を振り返る(このパターンは元ネタがあるんだろうか?)。過去が少しずつ明らかになっていくのと、なぜ殺されたのか?という興味が続き面白い。

すごい長回しがあるけど、動きはあまりつけてなく、セリフの面白さと(セリフでいろいろなことが明らかになる)、細かい演技や表情で見せる。

かっこいい演出も。みんなが「おつかれ」と言っていて、言われている人が見えないと思ったら、スツールが回って足(月丘夢路の)が見える。三橋達也が昔の知り合いを見つけて、思わず柱の影に隠れてタバコに火をつけようとすると、手が現れて、月丘夢路だったとか。

共同脚本に舛田利雄、助監督に神代辰巳、撮影はいつもの岩佐一泉(いい作品だと思うけど、原作が石原慎太郎と気付くと、まるで違う内容に見えてくる)。
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