沙那王

愛と哀しみの果ての沙那王のネタバレレビュー・内容・結末

愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

肩書きが必要とはいえ、タンネがブロルと結婚を決意するとこ軽く感じてしまう。
20世紀初頭が舞台だけど、動物好きにとっては悲しい描写が多い。『象牙狩り』牙だけ捕るのは無理だよね。

人間は人生に退屈する。…そうなの?そういう時代だったのかな。
雄大なアフリカ。人間は地球の一部を間借りしてるだけなんだな、と、あらためて感じる。
有名な俳優を危険な目に合わせないために映像を合成してるんだろうけど、ばっちり合成って分かる(笑)

ケニアにコーヒー農園を作り、牛車に荷を引かせ、レンガの豪邸に住み、整った食器に調度品の数々。
我が物顔でサファリを車で走る白人たち。
ライオンの肉をディナーにする時に蓄音機から流れてきたのはモーツァルト。
うちの洗濯機の洗濯終了のお知らせメロディー( *´艸`)

男爵婦人が人の話を聞かなさすぎるし、強情で、危険を省みないって言うより無謀の行き当たりばったりすぎる。『私は楽天的なの😉』…えぇぇぇ( ´゚д゚`)迷惑www

けど、何も考えてないわけでなく、ちゃんと使用人たちの将来について手を打ってる。

めっちゃお金をかけた映画なんだな。
総督の奥様の帽子が椎茸だった( *´艸`)

誰のものでもない自由な私。大地を吹き抜ける風のような人生。
主役はロバート・レッドフォード、ナレーションがメリル・ストリープ。そんな映画だった。
沙那王

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