昔はフロドなんでこんなメンタル弱いんや！と思ってたけど、大人になってみるとすごくフロドに想いを馳せてしまうなぁ…。
最後なんでフロドは旅立ちを選んだのか。
滅びの山に行くまで、約一年ずっと指輪の誘惑と戦って、最後の最後で誘惑に負けてしまった。自分の意思で指輪を捨てることができなかった。
その時点でフロドは闇に堕ちてしまって、
純粋なホビットたちの中では異質な存在になってしまったのではと思った。
結局おじいさんも最後の最後まで「指輪…」いうてたし、それぐらい指輪の誘惑は強かったんじゃないかと。
指輪がなくなって、これから中つ国は人間たちの世界になっていく中で、自分はここにいてはいけないと感じたのかな？それとも、一生消えることのない傷を癒すために旅立ったのかな？
正解はわからないけど、ラストシーン見てたらなんとなく、自分のためっていうよりは世界のために旅立ってるような気がした。
そして物語はサムに引き継がれる。
オーク、エルフなど魔法が中つ国から完全になくなって、生き残ったサムたちが幸せになることで、はじめて指輪物語は完結するのかなと思った。
ダークファンタジーでほんとに超大作映画でした！
