このレビューはネタバレを含みます
「一人っ子政策は間違っていた」
「生き残るためには仕方なかった」
いろんな主張がぶつかり合ってて
どちらの言い分も視点を変えれば正しいし
みてて苦しい映画で、なんかずっとモヤモヤしてた。
姉妹と無理やり引き離された少女が
「姉妹に会いたいか」と聞かれて答えた言葉が、一番思いやりがあって、大事にしたいなと思った言葉。
ー中国に来る気はあるか聞いた?
ー聞くべきでないと思ったの
だって時間をかけて考えて自分で決めてほしいから
実際に多くの被害者がいて、
海外までも巻き込んだ政策だったけど、
今さら過去行いの是非を問うことはあんまり意味なくて、
「一人っ子政策」で生じた様々なことを受け入れた上で、その被害者の意思を尊重してあげることが大事なのではと思った…
でも色んな人の気持ちを考えると
何かをしてはい、終わり。じゃないよな。
恐らく一生考え続けないといけない問題だと思う。
とても難しい映画だった…。