サマータイムブルース

ロリータのサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

ロリータ(1962年製作の映画)
3.5
巨匠の名作を今更鑑賞
ウラジーミル・ナボコフさんの原作小説は未読です
なんか思ってたんと違うー!!
もっとロリロリしてるのかと思った

ロリコン(ロリータ・コンプレックス)とは・・・検索すると「性愛の対象として少女・幼女を求める心理」とありました
では少女とは・・・7歳から18歳前後、とありました
勝手にもっと幼女が対象なのかと思ってました

原作のロリータは12歳、映画では13歳、ロリータを演じたスー・リオンさんは15歳
だいぶ大人びてました
当初、ロリータ役はオーディションでもなかなか決まらず、キューブリック監督がたまたま見ていたテレビ番組に出演していた彼女を見て、この娘だ!!って、即決してオファー出したそうです

ちなみにロリータのアイドルはプレスリー
部屋にピンナップいっぱい貼ってありました

フランス文学者の中年男、ハンバート(ジェームズ・メイソンさん)がメチャクチャ気持ち悪い
ロリータに一目惚れし、少しでも彼女のそばにいるために、未亡人である彼女の母親と結婚します
母親のことはこれっぽっちも愛していません

そして、ロリータを我が物にしようと彼女を束縛します
ロリータが学校の演劇で主役をやるのよ、と話すと、そんなのは出ちゃダメだと反対します
クラスメートの男子とお喋りしていると、あの男は誰だ、と根掘り葉掘り詮索し、デート禁止令を出します
帰りが遅くなると、◯日の△時、どこで何をしていたかしつこく尋問します
ピアノのレッスンをサボって出掛けているのがバレると激昂します

もう後半になると人目も憚らずに大声で喧嘩して、地位も名誉も、財産も何もかも投げ打って、暴走します
狂気じみてます

ロリータも、ハンバートの気持ちを知ってか知らでか(多分知ってる)、彼をもて遊ぶ小悪魔的な少女です
ロリータがベッドにふんぞり返って、ハンバートが愛しそうにペディキュア塗ってるシーンがキモい

もっと可憐な少女を想像してたのにそうでもなく、ハンバートは気色悪いし、映画つまらないし、途中で見るのやめようかと思ったくらい
ハンバートは多分病気、パラノイアとか、統合失調症とか、精神病んでると思う
ただ、後半からはサスペンス要素が増して、俄然面白くなってきます

意外だったのが、直接的な性描写が全くなかったこと
題材が題材なだけに、もう少しエロシーンあるのかなと思っていたけど、あえて省略したのか、プラトニックなのか、ハンバートが不能なのか、未熟なのか、この辺は原作読めばわかるのかな

愛があれば年齢差は関係ない←マジ?
相思相愛ならいいと思うけど、一方的に好きになるのは心の中にしまっておいた方が良さそうです
そうでなければ、タイホされますよ