松岡茉優

テスタメントの松岡茉優のレビュー・感想・評価

テスタメント(1983年製作の映画)
3.7
もしもアメリカに核爆弾が落とされたら…を描いた反核映画。キノコ雲や派手な街の破壊描写は一切登場しないものの、被曝することや核戦争後の生活を静かに描き出す。
父親の不在、尽きていく食糧、先の見えない生活を淡々と描いているが、街の人達が基本的にいい奴すぎるので現実味が全くない。子供から徐々に死んでいくのが虚しくなる。核戦争前の家族のフィルムをスローモーションで流す演出は少しくどい感じもする。主演のジェーン・アレクサンダーの演技は中々良かった。日本人役が出てくるのは地味に珍しいのでは?若かりし頃のケヴィン・コスナーも出演。
松岡茉優

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