悪魔や死神ではなく、黒い服を纏った天使であるところがミソ。
昔、母から「天使のみつけかた」という本をもらったことを思い出した。
そこ此処にいる天使たち(日本で言うと八百万の神?)は人間の世界に居るものの、何も感じていない。けれどふとした拍子にお互いを感じることもある。
黒服の天使と白衣の天使。
死に触れて、天使の存在に触れた彼女。 物理的に2人が触れあっている画を見せつつも、天使は触れられない前提から、実際には触れていないのだとわかる。
説明のフルコースで納得させるようなことはなく、異質さをわかりやすくシチュエーションで物語ってくれるのは、色々勝手に想像できる観客冥利に尽きる。
いろんな高台にいたり、そこに人はいないでしょ!っていう場所にいるだけで違和感、いいなぁ。
超個人的には、致すシーンはいらなぁいかも。