玉子とじ

ファイト・クラブの玉子とじのネタバレレビュー・内容・結末

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

数年前に見てたのを全然覚えてなかったので再視聴。

デヴィッドフィンチャーの才能について考える。
この人はとても賢いか、少なくともとても賢く見せることが上手いと思う。それがすごい。
作品はかなりヒリついた雰囲気。人生に対して全力で生きろと銃を突きつける。そんな映画。
真に生きるとはなんなんだ?ってことを強制的に観客に考えさせる。
殴り合い、廃棄された脂肪を使って石鹸を作る。やってることはめちゃくちゃ。
ロックなメメントモリって感じ。ブラピ、得体の知れない役ハマってるなあ。
最初は殴り合いクラブだったのがどんどん大きい犯罪をやっていく羽目に。
最後はイマジナリーフレンドオチ。
ビルが爆破されるエンドはいい画だった。
しかしこれだけメッセージ性がありながら、結局何をどう考えたらいいんだろうって気になった。
玉子とじ

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