まも

幸福の条件のまものレビュー・感想・評価

幸福の条件(1993年製作の映画)
4.0
もしも自分がデヴィッドの立場だったら。

もしも自分がダイアナの立場だったら。

この映画を観てそう考えない人はいるだろうか?

さて、そのように考えた時、愛するキミの存在を思い浮かべることができるのは本当に幸運だと思う。

誰かを愛し、ゆえに誰かのために悩む。

キミを幸せにしたいから自問自答を繰り返す。
キミを幸せにできているかと。

「幸せにしてもらうなんて、そんなの求めていないわ。一緒になるのよ、幸せに」

そうだね。

ボクはこの手でキミを幸せにしたい気持ちでいっぱいだけど、だからこそ既にもらっている。そうやってキミのことを考えられる幸せを。

この世の中に、カネで買えないものはあるのか?

100万ドルでなら、愛すら買うことができるのか?

1000万ドルなら?

あるいは、愛があれば、今の豊かさを失うことも乗り越えられるのか?

ボクの幸福の条件とは?

言わせるなよ、照れくさい。

なんてね、ジョン・ゲージぶったらヤケドしたぜ…。
まも

まも