てりたま

悪人のてりたまのレビュー・感想・評価

悪人(2010年製作の映画)
4.2
タイトルが「悪人」という、話のテーマになっているんだなと、見終わって感じた。
殺人者が悪人、というただそれだけなのだろうか?
性格の酷い女とそれを車から蹴り飛ばした大学生、悪徳商法ヤクザ、押しかけるマスコミ、子育て放棄した母親など、このストーリーの中では逮捕されない無罪の人間の中にも悪人はたくさん出てくる。
胸が苦しくなる。
深津絵里さんが後半どんどん凛とした美しさを見せてゆくのが良い。
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