てりたま

大いなる陰謀のてりたまのレビュー・感想・評価

大いなる陰謀(2007年製作の映画)
3.5
面白いと言うよりはひきつけられる映画だった。
政治家が戦争を利用して出世しようとし、国のために若者達が志願して出兵する、そんな構図を見せてくれた。メリルやレッドフォードや兵士たちそれぞれ別々のシーンで同じ空間には居ないのだけれど、記者のメリルがホワイトハウスの前を通り沢山並ぶ墓地を見て涙を流すシーンに繋がっている。
こまっしゃくれた学生と先生の話はどう決着がつくのかなと思っていたけど、突然ほっぽり出されて焦りだしたような青年の表情と演技が良かった。
これを見たアメリカ人はそれぞれの立場からそれぞれ考えさせられただろう。
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