ダン・エイクロイドとエディ・マーフィーによる大逆転コメディ。
邦題にもあるように〝大逆転〟のお話だ。
内容は大会社の経営陣として働き金持ちで幸せな生活を送るルイス。それとは反対にズル賢い事をしながら生きている貧乏のビリー。そんな彼らの知らないところでルイスの会社の兄弟である2人の会長がある賭けを企んでいた。それはこの2人の取り巻く環境を反対にしてみてはどうなるだろうかというイタズラにもほどがある悪〜い賭け事だった。
ルイスとビリーの人生はいかに……。
さすがはエディ・マーフィー。彼の真っ白な歯を輝かせながら笑う笑顔には見ているこちらも思わず笑ってしまいます。
そしてこの作品、後半になるにつれて、笑の質が高まります。クリスマスの奇跡といったところでしょうか。
でもこれ、アメリカの社会状況に対しての風刺的要素が組み込まれていました。階級社会に公的システム。決して笑い事では済まされない現状を喜劇化しているのです。
やられたらやり返す…
倍返しだぁぁぁあ！！！
って感じの作品でした。
最後に。
ゴリラの人、可哀想。ってかあれ絶対トラウマになって動物園なんて行きなくなくなるんやろな…。
