Kumonohate

若き日の信長のKumonohateのレビュー・感想・評価

若き日の信長(1959年製作の映画)
3.5
大佛次郎による歌舞伎の戯曲が原作。青年時代の信長が桶狭間の戦いに出陣するまでを描く。

個人主義的で能力主義的で合理主義的という近世的な思考を備えていたために、中世的なルールや常識から逸脱してしまい、それ故うつけ者扱いされていたが、だからこそ、後に天下統一を推し進めることができたのだ、という信長を市川雷蔵が生き生きと演じ、説得力を持たせている。ただし、史実は滅茶苦茶なので鵜呑みにしてはいけない。
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