このレビューはネタバレを含みます
<好きなところ>
家に来た友達が、4人の家族の空間を潰してしまいそうなハラハラ感が妹や弟の表情から伝わってきて、見ていて辛かった。
是枝作品はどれも、観ているうちにタイトルが突き刺さってくる。
ドキュメンタリーを見てるかと思うぐらい演技や音が自然だった。
人がフレームアウトしてからも少しの間カットしなかったり、移動を多く映していたりなど、余白が多かった。
お母さんのクローゼットに娘がずっと入っているのが辛かった。
だんだんご飯が食べられなくなっていって、ストレスが溜まり、兄が妹に当たってしまうようになるのが辛かった。
妹が死んだ後に、母からお金が届くのが、腹たった。
<総合>
見入った度:4/5
感情移入:5/5
描写:5/5
カメラ:5/5