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気狂いピエロのSONIAのレビュー・感想・評価

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
2.4
なるほど、これがゴダール、ヌーヴェルバーグか。

監督が感覚で撮っている。ストーリーはあってないようなもの。そこに意味を持たせているのか、凡人にはわからない。わかる奴だけついて来い、って感じだが、ついていけなかった。

『俺たちに明日はない』のような刹那的な愛の逃避行ではあるが、俺たちの方が好きだった。

女「ピエロ」、男「フェルディナンだ」というやり取りが何回も繰り返される。お互い決して直さない

人生とは、と言葉遊びのように語ろうとするが、その割には行動が無計画でいい加減。頭でっかちの男と感性で生きている女。2人は結局何がしたかったんだ?
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