SadaoMio

許されざる者のSadaoMioのレビュー・感想・評価

許されざる者(1992年製作の映画)
3.4
西部劇の終わりを描いた傑作との世評のオスカー受賞作。確かに名作の品格と重厚な作りで見ごたえはある
しかし、自分はこの手の暗く重苦しくペシミスティックな作風は苦手なのでスコアは辛め

かつてマカロニウエスタンでスカッとするガンマンを演じていたクリントイーストウッドが、足を洗った老境のガンマン、ジーンハックマンが保安官という配役だけでも十分なごちそうだが、一度も姿をみせない主人公の亡くなった妻が、大きな役割を果たす存在である作劇など、オスカーにふさわしい完成された作り

イーストウッド監督の手腕は相変わらず素晴らしい
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