浅野公喜

デイズ・オブ・サンダーの浅野公喜のレビュー・感想・評価

デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)
3.6
幼稚園児と小学校低学年の頃、ゲーセンとセガサターンで「デイトナUSA」というゲームにハマっていたのですが、その頃から車を題材にした映画にも興味を持つようになり、確か父からデイトナ(ナスカー)が出てる映画という事で教えられ観た記憶が有る作品。

皆さんご指摘のように中身は車版「トップガン」なんですが、こちらを先に観たのであまり気にならず、まずまずの出来であるものの幼少期の頃は結構楽しんだのでした。

今考えればトム・クルーズとロバート・デュバルの師弟関係や、病院の車椅子での競争が微笑ましく写ります。シンプルな内容ながらエンディングに大きな感動が有るのはやはりトニー・スコット監督の堅実且つザ・ハリウッドな作風のおかげでしょうか。ベース車がシボレー・ルミナというのが時代を感じさせますねえ。

エンディングで流れる元ディープパープルそしてホワイトスネイクのデヴィッド・カヴァーデールによる「The Lastnote Of Freedom」は個人的にかなりの名曲です。
浅野公喜

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