アキラナウェイ

イースタン・プロミスのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

イースタン・プロミス(2007年製作の映画)
3.6
ナオミ・ワッツ!!
好き!!

ヴィゴ様!!
好き!!

っつー事で観たデヴィッド・クローネンバーグ監督作。ロシア・マフィアの闇の深さを知るクライムサスペンス。

ロンドンの病院で助産師として働くアンナ(ナオミ・ワッツ)のもとに、産気づいたロシア人少女が運び込まれる。しかし、出産の直後に少女は命を落とし、彼女の日記と赤ん坊が残された。ロシアの血を引くも言葉の解らないアンナは、赤ん坊の家族を見つける為、日記を手掛かりにあるロシアン・レストランに辿り着く。

しかしそこはロシアン・マフィアが経営している店だった—— 。

マフィアのボスの跡取り息子、キリル役にヴァンサン・カッセル。そして組織の運転手、ニコライ役にヴィゴ・モーテンセン。

やばいよやばいよやばいよ(出川)。

赤ん坊の為とは言え、首を突っ込み過ぎるアンナにヒヤヒヤ。

全身タトゥーに覆われたヴィゴ様がイカつい。小物感漂うキリルとは違う。刺すような目線や漂うオーラが、汚れ仕事(殺し)も厭わない気迫をひしひしと感じさせる。それでいて、何処となくアンナに優しい。その優しさの秘密も終盤で明かされて納得。

そして、何よりの目玉はスッポンポンの全裸モザイクなしのヴィゴ様がサウナで繰り広げる大乱闘。

す、す、凄まじいぃぃぃ!!

"イースタン・プロミス"とは人身売買の隠語。ロシア…やはり恐ろしい国だっぺ。

クローネンバーグ印の硬派な見応え。
もう一度言うが、スッポンポンの全裸モザイクなしのヴィゴ様は必見だ。