労働者よ、社会の歯車たれ…
チャップリンの代表作のひとつ。
いきなり働きすぎて精神を壊す描写があり、お話を通して、働くことと幸せについてをテーマとした作品。
愛する人と幸せに暮らしたいという夢のため、不器用ながら懸命に働くチャップリンの姿は、どこかカッコよく健気。
頼りないけど、たまに見せる紳士さが良い。
喜劇なので、面白おかしく観れば良いとはわかってはいるものの、機械の中に嵌まったら、あんな悠長にしてられんやろってなる笑
あと、冒頭の自動食事機が不便すぎてやばい。
なんかこの頃から労働ってネガティヴに捉えられてたんやなって痛感。
共産主義的と言われてしまいそうなところもあるけど、所詮人間お金のために働いてるんやし、せめて映画の中だけでも、放蕩してる気になってもいいじゃないと思えた。