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ホワット・ライズ・ビニースのbluetokyoのレビュー・感想・評価

2.6
2023年11月6日 13:40~ テレビ東京 吹替え
意外とホラーっぽくていいな。このまま、ホラーでいってもよかったと思える。だがなぜかサスペンスへ。記憶喪失落ちである。こうなるとつまらんだろうなあ、という方向に転換してしまい、犯人探しを始める。薄々こいつが怪しいと思えるヤツが犯人で、そのまま終了である。オチにこだわる必要はなかった。

簡単にあらすじ。
ノーマン、クレアの中年夫婦が、父親の残した家に引っ越してきた。ノーマンは大学教授で忙しそう。
一人でいるクレアの周辺にいろいろと怪異な現象が。
隣の奥さんが喚いたあと忽然と姿を消したり。これは裏窓のパクリかな、と思ったら、それ以下だった。
なんと、クレアの気のせいだった、という。気のせいだったら、登場させるなよ、という感じだ。
それ以外にも、人影が見えたり、バスタブの水面に人が映ったり。

友人、ジョディに相談したら、オカルト本をプレゼントされた。で、ジョディとオカルト勉強会。

そのうち、ノーマンも手伝い始める始末。

そんなことをやっているうちに、ひょっこりと、マディソン・エリザベス・フランク失踪事件の新聞記事。そんなもん、とっておくなよ、とは思う。
マディソン・エリザベス・フランクというのは、ノーマンの勤めている大学の学生なのだ。

え、ひょっとして、ノーマンが関わっているのか、と疑い始めるクレア。

ちょっと問い質してみると、あっさりと認めるノーマン。
いやあ、女子学生が突然、てんぱっちゃって、自殺しちゃってさあ、こっちもパニック。やべえから、クルマごと遺体は湖に沈めちまったよ。

クレア。なにやってんだよー、すぐ、軽擦に電話しろってえの。

ノーマン。はい、わかりました。携帯で警察に電話。斯々然々で、至急、警官をよこしてくれたまえ。これで解決。
と思ったら、クレアが携帯を調べてみると、電話を掛けたふりだった。

ノーマン。バレちゃしょうがねえ、女子学生はオレが殺したのさ。お前にも死んでもらう。と言って、クレアに襲い掛かってきた。

クルマで逃げようとしたら、ノーマンも乗り込んでくる。車は湖へダイブ。ちょうど、そこは、殺され沈められた女子学生のクルマの沈んでいるところだった。

クレアは脱出。ノーマンは死亡。殺されたエリザベスの亡霊がノーマンを引きずり込むというふうになっているが、ここまで展開が雑だと、あまり効果を発揮していない。
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