ヒロ

ローズマリーの赤ちゃんのヒロのネタバレレビュー・内容・結末

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

クラシックホラーってジャンルなんでしょうか。怖い話ではなかったですが、一人正常で、周りが敵だらけ(旦那まで)っていう状況がつらすぎる。
悪魔に儀式で強姦されるシーンは幻視的で良かったです。所で全裸集団で性交を見守るのはカルトのテンプレなんでしょうか。ミッドサマーのホルガ村も全裸で見守りますよね。何か大元の由来あるんでしょうか。
しかし悪魔崇拝のババア集団がマジでキツイ。グイグイくる。図々しく介入してくる。そりゃ、ローズマリーを悪魔を生む母胎として利用しようとしてるんだから、必死で騙そうとすると思うけど。
しかし自分の出世の為に、妻を差し出した旦那が一番腹立つ。オメー痛くも何ともねぇもんな!って見てて思った。
ローズマリーが悪魔と性交してるの、他の奴らと見てるし、その後『冷たくなった』とローズマリーから言われるし、何かガイ?だっけ旦那の名前。妻ではなく『悪魔の子供を生む物』化しちゃったんだろうな…出世するための道具。
最後はローズマリーの中で母性が畏怖を上回ったのが何か良かった。育てるんね。どう育つつんだろ、エイドリアン(悪魔の子供)は。
そうなると悪魔ベイビー手懐けたりして、悪魔の子供の母親として地位を得て組織内で女帝みたいに君臨して、カルト組織牛耳ってほしい感がある。ドラマ版のエクソシスト見たからエンタメなイメージが膨らんでしまった。(でも昔の悪魔物って意思疎通できなそうよね。現代の悪魔物は悪魔が知能があるけど。)
兎に角利用されて終わりじゃなくて、ローズマリーを利用した爺婆に何か報復してほしい、と思った。
爺婆の事しか言ってないな…。
そんだけ爺婆ガムカついたんだな…。
じゃあ『出てくる爺婆ムカつく映画です!』って感想で。
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