jonajona

ローズマリーの赤ちゃんのjonajonaのレビュー・感想・評価

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
5.0
こわーい。主人公のミアファローがほんとかわいいー。目が離せなくなる心神喪失スリラー。

古風で素敵なマンションの新居に引っ越したらば厚かましい隣人の老夫婦がなにかと世話を焼いて部屋に入ってきたり、妙なお守り(臭い)を渡してきたり、またきてチョコムース味見してって持ってきたり(変な味がする…)旦那も気にせずあげちゃったりするし…!
あああ〜〜うざったらしいこと
この上ないッ!!笑

厚意は素直に受け取らなきゃ…ということでなんだかな〜と思いながらも来るな来るなって内心面倒がりつつ受け入れてるとナナメ上をいくヤバい恐怖体験をすることになる隣人ホラー。じわじわ不気味になってくる…、ある意味洗脳されていく恐怖を描いてるとも取れる。

女性が家庭や隣人問題で感じる不快感、恐れ、孤独をすごくうまくホラーに落とし込んでる。
クソ旦那と隣人のババアがこえぇ!
声のデカさと動きの忙しなさだけでも主人公にとって不穏な脅威になってる。
隣人ホラーでありながら同時に秀でた老人ホラーでもある。歳の差がある人間同士、価値観や距離感の違いがある部分に翻弄されていく。

このクソ旦那役の人
ジョンカサヴェテスなんか!?
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