口数が少なく不器用で無鉄砲な刑事。今作でスティーヴ・マックイーンが演じている主人公はハードボイルドで痺れるくらいにかっこいい刑事です。
60年代に公開された「ブリット」。この時代のアクション映画はファション、音楽が好きです。独特な雰囲気と急展開する荒削りなストーリー、そして生身のアクション。現代のCGが使われているアクション映画には出せない創意工夫と生でしか出せないリアルな演技がいい。
「ブリット」で一番良かったのは、カーチェイスのシーン。今作の舞台であるサンフランシスコの街中で行われるカーチェイスは迫力がある。坂が多い街サンフランシスコでのカーチェイスは見ているだけでヒヤヒヤする。かなり長尺のシーンなので少し酔ってきます。
やっぱりこの年代の映画が好きだと再確認しました。スティーヴ・マックイーンはやっぱりかっこいい。あんな男になりたい。