やすのり

クィーンのやすのりのレビュー・感想・評価

クィーン(2006年製作の映画)
4.5
 エリザベス2世が凛々しい…それを演じたヘレン・ミレンはもはや神々しい… 
 突然の訃報に混乱する王室、ただこの時点ではダイアナ妃は、すでに王室を去った人…二人の王子の母親でもある彼女への想いは冷ややかでしかありません…
 
 バッキンガム宮殿に手向けられた花束の海に込められた国民の想いは、王室を、エリザベス女王を動かします… 凛と、毅然と、女王のスピーチは離れかけた国民の気持ちを手繰り寄せる…ヘレン・ミレンの圧巻です、女王もみんなに愛されているんです

 それにしてもダイアナ妃の人気は思ってた以上でした! ニュース映像でしか見る事はできませんが、逆にこれが良かった! 本物の気品と美しさには何ものも及ばない!

 ダイアナ妃の義父にあたるエジンバラ公…なかなかゲスい…連日の、気晴らしに鹿撃ち…人間の気晴らしの為に鹿は撃たれるのでしょうか…
次第にこの人が「君側の奸」に見えてきます…J・クロムウェルの「持ち味」ですね〜… 
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