このレビューはネタバレを含みます
戦争ビジネス映画。題材は死の商人(武器商人)。
私に1番重かった言葉は、黒人の娼婦が言った
『明日死ぬかもしれない世の中なのに、なぜ10年後に死ぬ病気を恐れるの?』
戦争で誰かが儲かる話は有名で、この映画のいいたいことは、ラストのテロップなのか。国連安保理常任理事国の米、英、露、仏、中がこの武器売買で儲けているトップ5だとか。だいたいそうなんだろうなと思うから、驚きもしない。ただ、こういう事を書く時は、詳細データとともに出典元を表記せよといいたくなる。これだけでは事実かどうかの信用性に欠けるし、この5カ国を悪としたい何者かの意図とも捉えられてもおかしくない。
2時間以上かける割にちょっと退屈。この映画では珍しくイーサンホークがいい演技をしていた。退屈に思えたのは銃に詳しくないからだ。銃の名前をいろいろ聞いてもわからない。だから、銃マニアか、戦争オタクの人にこの映画をオススメします。