ピロシキ

飛行士の妻のピロシキのレビュー・感想・評価

飛行士の妻(1980年製作の映画)
4.1
何気ない会話が、とことん何気なさすぎて微笑ましすぎて面白すぎる。思い返せばこの話、最初から最後まで勘違いの連続である。年上のわがままな彼女にも、道中で出会った年下のコミュ力爆発系女子にも、勘違いだけで突っ走って肩透かしを食らう、哀れな青年よ。パリ、なんて意地悪な街だろう。

とはいえ、何てったって映画のタイトルは、どこにいたのか「飛行士の妻」。肩透かしを食らったのは、私のほうである。ロメール、なんて意地悪な人だろう。最高
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