堊

飛行士の妻の堊のレビュー・感想・評価

飛行士の妻(1980年製作の映画)
4.5
『ビフォア・ミッドナイト』はこっからだったんですね。尾行シークエンスはいわずもがな。最高の尾行映画。ドイツ語はなんて言ってたんだろう。
「小説と現実は違うよ。でも、わたしは小説みたいな現実が好きなのよ」
『緑の光線』よりもずっと感動した。どこかで奇跡は起こって、全く自分は誰からも救われない。誰からも愛されない孤独の贅沢に溺れること、街はきらびやかで美しい。
クリスマスに見てよかった…
「旅行ばかりする奴は作り話が多い」
ありがとう、覚えておくよ、ロメールのおじさん…
堊