高校生のときにレンタルして初めて観て、色んな気持ちになった作品。
正直、最初は少しザワザワと嫌な感じがしてそこまで好きになれなかった。
色んな人間がいて怖くもなったし、薄気味悪くも思ったし、恒夫を裏切り者とも思ったし、、。
でもなんだかこびりついて忘れさせてくれなくて、それこそ恒夫にとってのジョゼのような存在に。
癖になって何度も観て、歳を重ねるごとに味わい深くなっていく。
大人になった今は、恒夫の決断は別に裏切りなんかじゃないし、ジョゼのラストの颯爽と車椅子を走らせるシーンは、すごく希望に満ちているようにも感じるし、また5年後は違う感想を持ってるかもしれない。
胸がぎゅーとする、良作です。
名邦画。